バッタンバン滞在記

バッタンバン滞在記

休学中の大学院生。カンボジアのバッタンバンで 認定NPO法人テラ・ルネッサンスのインターンをしています。 自身の備忘録も兼ねて、3ヶ月半の滞在期間中限定でNGOのお仕事、 バッタンバンの街について日記形式でご紹介します。

Day061-062_ラオス、ビエンチャンへやって来た

昨日はあまりにただの作業日だったため、ひとまとめにして書くことにします。 ちなみに、昨日も今日(の午前)もバッタンバンは晴れでした。

昨日はずっと冬季募金関連で任せて頂いた作業をしていて、訳あってアフリカ事業、特にコンゴ事業について調べていました。

休学を決断するとき、背中を押してくれた直接のきっかけとは別に、休学をするに至る大元のきっかけになったのは、最近ノーベル賞受賞が決定したムクウェゲ医師でした。彼のドキュメンタリー映画「女を修理する男」を見て以来、どうしてもコンゴの紛争を無視してはいけない、という気持ちがずっと残っています。

ここにつらつらと私の進路云々を書くことはしないのですが、その問題に向き合うことを含め、やりたいことが3つあって、全てを網羅できそうな「職業」や「会社」は今のところ見つかっていません。

私、卒業後にどうやって御飯食べて行こう、つまりはこのやりたいことたちを(必ずしも全てを御飯を食べていくお仕事としてやらなくてもいいかもしれないけれど)どうやってやろう、と、移動中に考えていました。

プノンペンからビエンチャン

今回はベトナム航空で行きました。出発の一ヶ月前くらいにチケットを予約して、往復244$です。

そろそろバッタンバンからプノンペンへの移動も慣れてきました。 今日もミニバンはほとんど地元の方でした。途中、またカンボジア人に間違えられて、隣のおっちゃんに思いっきりクメール語で話しかけられたりしました(クメール語わからんのよ、って言ったらおっちゃん英語でカンボジア人だと思った(笑)(笑)って言ってました)。

その彼が狭いミニバンの中で一人カラオケを始めたり、後ろで子どもが大音量でスマホゲームしたりで、賑やかな車内でした。

プノンペン写真屋さん

そうえいば帰りのVISAを取るときの写真がない、と気づいたので、プノンペン写真屋さんに行ってきました。

こちらの記事が大変参考になりました。私はモニボン通りにある写真屋さんに行きました。

poste-kh.com

お店入ってから写真を受け取るまで、20分くらいだったと思います。 すぐに撮影されて、3ドルで写真が完成しました(カメラ撮ってくれた方、私の写真を撮った後、人の顔見て爆笑していました。なんで(笑))。

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緑の看板が目印

危うくハノイに行きそうになる

さて、無事に飛行機に乗り、ビエンチャンに着いた、、、と思ったら、周りの乗客の皆さんがほとんど降りません。

そのうちに、何やら添乗員さんがせわしなく通路を行き来し、人数の確認をはじめました。 待つこと10分弱くらい。

私は館内放送をちゃんと聞いていなかったので(私の英語リスニング能力は、まだ注意して聞かないとちゃんと分からないレベルです。日本語のようにぼーっとしていても聞けてしまうレベルには達していません)、

「何?この飛行機、間違った空港降りちゃったの?」

「それとも何か危ないことあったの?!」

と勝手に少しそわそわしていました。

と、もう一度流れた機内放送をよく聞いてみると、、、

どうやら、この飛行機がそのままハノイに行く便だということがわかりました(チケットには書いてなかったので全く知りませんでした…)。

何やら焦った顔をした添乗員さんが、「Go to Hanoi?」と近くの乗客に確認していたりします。

そこで、自分がとても迷惑をおかけしていることに気が付きました。

添乗員さんは、ハノイに行く人の人数が合わないために、ビエンチャンで降りるべき人をずっと探してくれていたのです。

そして、その降りるべき人は、私でした…。

私がやっと状況に気づいて、降りなきゃ!となった頃には、添乗員さんがはるか遠く。

隣にいたフランス人の方が私にラオスで降りるの?と確認すると、添乗員さんにスマートに話をしてくれました。ありがとうございます…。 前の方の席はビエンチャンで降りる人が多かったようでがらがらでした。

飛行機出口で、添乗員さん方に、「お前かー!!!!!」という顔をされました。
本当にごめんなさい…。

そして機内放送は聞き取れなかったくせに「この日本人英語分かってないんだよー(怒)!!」という不平は聞こえてしまいました(笑)
いやほんとに、ちゃんと聞いてなくてごめんなさい…。

人数確認をしてくれたベトナム航空のみなさんと、隣のフランス人の方に心から感謝です。ハノイに行ってしまうところだった。

駐在員さんは空港の外で先に待っていて、どこ行ったのかと思ったよ〜と笑ってました。

私が乗ったのは、プノンペンハノイホーチミンビエンチャンを周っている便だそうです。

ラオスの夜の風景

コンビニに行って、ラオスのSIM等を買うついでに、ちょっとだけ外を歩きました。

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わりと整然としている。街も綺麗。

メコン川沿い。遠くに光って見える対岸はタイです。

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暗くて全然わからないけど

ナイトマーケット。カンボジアシェムリアップのナイトマーケットは商売っ気が強く、歩いているだけで話しかけられますが、こちらは何も言ってこないです。

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この日はお店が少なかった

最近できたメコン川沿いのお店たち。韓国が整備したそう。ちなみに何故か堤防の下にあるので、メコン川が増水すると沈没するようです。

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まだ店舗が入っていない所もたくさんありました

明日の夜行バスで、フィールドのあるシェンクワンに向かいます。シェンクワン県は、パテート・ラーオというラオス共産主義運動の支配地域だったために、ベトナム戦争時にたくさんの爆弾が落とされ、今も、それが不発弾として残っている場所です。

昨日の出費

本日の出費(4000KHR ≒ 1.0USD, 8000LAK ≒ 1.0USD)

空港で替えたら1ドル8500キープ(LAK)くらいでした。結構レートがよかったです。お財布の中に3つの通貨が混在していて何がなんだか分からなくなってきました(円と違って桁が大きいので、ちっちゃいお買い物する時でも、なんだかすごく出費している気持ちに未だになります)。

  • 写真:3.0USD
  • スプライト@空港:6000KHR
  • お昼御飯@バスの途中の休憩所:10000KHR これで10000KHRはやっぱりだいぶ不服。
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    魚の卵とを、鶏の卵で閉じた料理
  • パイナップル@バスの途中の休憩所:3000KHR