バッタンバン滞在記

バッタンバン滞在記

休学中の大学院生。カンボジアのバッタンバンで 認定NPO法人テラ・ルネッサンスのインターンをしています。 自身の備忘録も兼ねて、3ヶ月半の滞在期間中限定でNGOのお仕事、 バッタンバンの街について日記形式でご紹介します。

Day031_入国スタンプを間違えられた vol. 3/シェムリアップの占い

水曜日です。 シェムリアップは終日晴れでした。湿気が多い。暑いです。 スタンプ問題で今週は職員さんのお仕事をかけていませんが、事務所にいるカンボジアスタッフさんと駐在員さんの4人は本日はまた先週のJICA事業フォローアップを進めていました。

無事にスタンプを修正

さて、時間は前後しますが、今日はこれがメインだったので、 昨日プノンペンで間違えられた出国期限スタンプ間違い事件の顛末を先に書きます。

結果からいうと、無事に解決しました。

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シェムリアップ空港の到着出口の係のところに行き、係の方にお話すると、案の定2人の係の方に不審がられました。そこで、その場で昨日連絡先を聞いておいた空港内のA氏に電話連絡。

数分でやさしい雰囲気のお兄さんが出てきてくれました。

上司に話してくる、とパスポートを持っていかれ、待つこと10分。

無事に出国カードとパスポートに押されたスタンプは期限が延ばされて返却されました。

本当に安心しました。

というわけで、やはり最初にタイ国境の入国審査の方がお教え下さったように、スタンプの出国期限の間違いについては「入国した場所で直す」という方法が唯一可能なようです(2018年9月26日現在)。とにかく直接入った場所に行けば直せる!とは確実には言えませんが、もしも同じ状況の方がいらっしゃった場合には一例としてお納めください(いらっしゃらない方がよいのですが)。

直接、入国したシェムリアップに行っていても修正ができていたかもしれません。ただし、プノンペンの入国管理局でシェムリアップ空港内での連絡先を手に入れることができていたため、空港でのやり取りがスムーズだったというのは間違いありません。 駐在員のAさんに本当に感謝です。

そして、日本から出張に来た日本人職員さんのお迎えミッションも果たせました。今週は日本人職員さんの出張に同行します。

お祓いと占い:Preah Ang Chek Preah Ang Chorm

駐在員さんもプノンペンで受け取り予定だった行政書類が未完成だったため、いつもシェムリアップに来るときは占いをしてもらっているというお寺で、今回は朝一でお祓いをすることになりました。Preah Ang Chek Preah Ang Chormという場所です。くろまるにも紹介されています。

kuromaru.asia

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本格的にお祓いをしてもらっていた駐在員さんは、糸を耳にかけたり、赤い糸で編んだ紐を手首に巻かれたり、水をかけられたり、ある掛け声を復唱させられたり、シーツをかけられたり、最後は布一枚で頭から水をかけられたりしていました。

私は横で見ていようとしたら、ついでに祓えるから横で手を合わせていなさいと言われ、お水をかけてもらったり、手首に赤い糸で編んだ紐を巻いてもらったりしました。

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お坊さんが住んでいる場所の横でしました。

全行程は30分弱でしたが、なにせ工程が多いので全く飽きませんでした。

進路等について占いもしてもらいました。生まれ年と月と曜日を聞かれたので答えると、何やら紙に記号を書いて何かを計算していらっしゃいました。その後手相を見てくれました。

今迷っている選択肢を伝えたら、「でも今はこっちの選択肢をとりたいと思っている気持ちがつよいね」と手相を見て言われたので、ちょっとびっくりしました。とにかく勉強してたくさん経験積みなさい、とりあえず、今迷っている選択肢であればどれにいってもうまくいくけど、仕事に就いても院に通ってずっと勉強するのがよい、とのことでした。他にももっと具体的な質問もたくさんしたのですが、恥ずかしいので割愛です。

私達がいた時間には、二組の家族が色々とお布施を持って来ていて、お経を唱えてもらっていました。

そういえば、手相を見てもらったときに手を触れられてから、肩こりがびっくりするくらい取れました。 とても不思議です。

Joe to Go restaurant

午後は駐在員さんはホテルで、私はカフェに移動して事務作業です。

プノンペンシェムリアップはさすが観光街というだけあって、カフェもたくさんあります。しかし、入ってみると空調やWi-Fiがない場所もあります。プノンペンで昨日の午後にふらっと入ったカフェはWi-Fiがありませんでした。反省を活かして作業できる場所をネットで探していたら、とても良さそうなところを見つけました。

オールドマーケット近くの、Joe to Go cafeです。ここもNGO団体が始めたカフェだそうです。バッタンバンのJean BaiやCafe HOCなど、NGOや孤児院が経営するカフェがカンボジア内には多くあるように感じます。

さて、せっかく移動したのですが、生憎Wi-Fiは今日は壊れていて一日使えないとのことでした。

二階席はエアコンがついてとても涼しく、がら空きで終始静かに作業できました。 BGMもよかったら消しますよ、と声をかけてくれました。スタッフさんがとても親切でした。

Joe to Go Cafe | Relax in Siem reap

ナイトマーケットを散策

日本から職員さんがやってきたので、せっかくならと夜ご飯の後ナイトマーケットを散策しました。 歌舞伎町を彷彿とさせる賑わいです。

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歩いてみると、アメ横です。お土産屋さんの店員さんは観光客慣れしているため日本語を話して来る方も多く、「これかわいいよ!」「見るだけ見るだけ!「〇〇1$だよ」とひっきりなしに声をかけられます。

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NGマーケットになってるけどいいのか。

置物やココナッツカップをおいたちょっとした小物のお土産屋さん ストールやスカーフやアブダラをおいた洋服屋さん バックやさん 影絵やさん 絵画屋さん ドクターフィッシュ店 マッサージ店 がありました。

歩けど歩けどおいてあるのは同じもの…。

レストランも、コンビニもカフェも多く便利なシェムリアップ。 しかし、街になると一律にこんな感じになってしまうのかなあと私は少しだけ退屈な感じがしてしまいました。

これを発展と呼ぶなら、なんだかとても勿体無いような気がします。 カムリエンの方が楽しい。

本日の出費:
  • お昼ご飯:2.5USD SANTA Restaurantというホテル近くのローカルなお店で。店先に銀のお鍋を並べているローカルなお店は普通に美味しいです。
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