Day063_ビエンチャン巡り
ビエンチャン、1日晴れでした。
駐在員さんに明日は1日フリーと言われたので「自転車を借りて観光しよう、明日のMTGに向けてちょっと作業もしよう!」と昨晩色々調べて段取りをしていたのですが
朝、急遽、駐在員さんの現地のお友達が昼食に招待してくれることが決まり、大幅に計画変更となりました(笑)
一人で観光するより、ここで暮らしている方とお話できるほうが楽しいです。嬉しいハプニングがたくさん起こります(笑)
というわけで、トゥクトゥクでおでかけです。
ビエンチャン郊外で農業を営む方のお家にお邪魔しました
裏でやっている畑を見せて頂きました。農業で、食べていくには困らない分稼げるのだそうです。
お昼ご飯を用意してくださいました。先程見せて頂いた野菜が山盛りででてきました。
どれも結構ピリ辛な味付けです。ラオスではもち米が一般的で、かごから手でちぎって少しづつ食べます。もち米なので、カンボジアのお米とは違ってお腹にたまります。
ラオラオという地元のお酒(このお家で手作りしているもの)も頂きました。お米から作っている焼酎です。
コップを口元に近づけると目がちょっとしみるくらい強い。そして辛口。 ピリ辛料理と辛口のお酒で口がヒリヒリしました。
魚がほくほくでおいしかった。どの料理にも余計な調味料を使っていないので、素朴でとても美味しいです。
観光1:マーケット
今晩、夜行で向かうシェンクワンはもう肌寒いそうです。マーケットで冬服を仕入れます。 ちなみに、マーケットで両替をしたら8700kip=1.0USDでした。
中はこんな感じです。靴、洋服、シャンプー等の消耗品までなんでも売っています。所感ですが、カンボジアのマーケットより整然としている気がします。
観光2:ITEC(最近できた商業施設)
こちらは、最近(といっても3年前に)できたという新しい施設です。日本の商業施設と遜色ありません。
上の方はまだお店が入っていませんでした。
観光3:パトゥーサイ
内戦の戦没者慰霊のために作られた凱旋門です。建設途中で財政難となり、現在もまだ完成していないのだといいます。
仏像や絵がちょっと洋風で面白いです。
頂上から見た景色。
観光4:COPE Visitor Center
最後に、ラオスで不発弾被害者への支援を行うCOPEさんのビジターセンターに来ました。
テラ・ルネッサンスがラオスで支援を行っているのも、不発弾埋設地域に住む方々が、不発弾の事故に遭うリスクのある森を直接利用せず、収入を得て生きて行けるような自立支援をするためです。
あまり知られていませんが、ラオスは「世界で最も爆撃を受けた国」と言われています。
1963年から1974年の間に落とされた爆弾の数は少なくとも2万トン。これは、8分に1個のペースで、9年間爆弾を落とし続けられた数に相当します。そして、落とされた爆弾のうち、10〜30%が爆発していないと推定されています。
あまりに頻繁に見つかるため、村では、食器やアクセサリーに使用されているようです。しかし、観光客がこうした類の商品を買うことは、村人の不発弾収集を促進させ、新たな事故につながります。村で売られている不発弾を利用した商品に、安易に興味をもってはいけません、と注意書きがありました。
COPEは不発弾被害者やその他障害を持たれている方へ、義足の制作とリハビリ支援も行っています。支援の様子を描いたパネルや、様々な種類の義足、義手、義手の方が使いやすいアイテム等が展示されています。
別室でビデオを見ることもできました。上映時間が決まっているわけではなく、係の方に頼めば見せてもらえます。15分から60分弱に渡るビデオタイトルが10個ほどあり、好きなタイトルを選べます(混雑していなければ…!)。
これだけ見れて入場無料というのは驚きです。ありがたいです。
ラオスに残る不発弾の問題について、そしてそれへのテラ・ルネッサンスの関わりについては、また違う記事で書こうと思います。
色々案内をしてくださった駐在員さんのお知り合いに感謝です。
本日の出費(8000LAK ≒ 1.0USD)
- 冬服@マーケット:100000LAK
- 水1.5L@コンビニ:4000LAK
- 夜行バスチケット:175000LAK 夜ご飯は麺をごちそうになりました。ビエンチャンの方は観光客向けのおしゃれなお店が増え、地元の安くておいしいお店が減ってきているそうです。このお店は地元の人で賑わっていました。素朴でおいしい…。