バッタンバン滞在記

バッタンバン滞在記

休学中の大学院生。カンボジアのバッタンバンで 認定NPO法人テラ・ルネッサンスのインターンをしています。 自身の備忘録も兼ねて、3ヶ月半の滞在期間中限定でNGOのお仕事、 バッタンバンの街について日記形式でご紹介します。

Day054_パソコン故障

バッタンバン、晴れの1日。 最近雨が降っていないので、道路を走っていると砂埃がひどくてちょっと辛い。

長期休み明けです…!

久々の出勤ですが、いつもどおりお掃除を始めると不思議に気持ちが休日モードから、通常の生活に戻ってくる感じがします。 ルーティーンって大切だ…。

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朝礼で簡単に10月のスケジュールと共有事項を確認しました。

カンボジア正月のプチュム・バンは、農村部の地元で親戚一同が集まって宴会をするので、お酒が入って喧嘩やトラブルも多い時期です。事業対象者の方が喧嘩か何かのトラブルで1名亡くなったようです。 また、引っ越すために、家庭菜園や家畜飼育を続けられないかもしれないという連絡も1件ありました。 明日、スタッフがこの2世帯を訪問して、状況を確認することになりました。

今日はフィールドに支援者さんがお一人訪問にいらっしゃっており、アテンドのため事務所長は午前中からフィールドに向かいました。 カウンターパートNGOのスタッフ3名も一緒です。

残ったカンボジア事務所スタッフ2名は、10月分のレシート整理と、明日の家庭菜園トレーニングに備えて野菜の種の購入をしていました。 鶏の餌や、野菜の種や、出張費や、フィールドに行き来するガソリン代。 建て替えた分は返金し、事業報告のためにとっておかねばならないものは写真をとって記録したりします。 レシートも月末になるとかなりの量があって大変そうです…。

午後は、国内事務所からの海外送金がされたらしく、会計担当が皆のお給料を引き出しに向かっていました。

そういえば今日、会計担当さんがやけにPCを使わない作業ばかりしているな、と思ったら、どうやらパソコンが故障してしまったようです。全然お仕事が進まないとのこと。

スクリーンに縦筋が入ってしまうし、動作も固まってしまうと…。聞けば2006年から使っている事務所のPC。そろそろしんどいと思うのですが、銀行から戻った後に、修理屋さんに持って行っていました。

物をできるだけ何度も直して長く使ったり、むやみやたらに購入せずに、あるものを工夫して使うこの国の習慣には感服します。

でも、働く環境づくりにも、もうちょっと力とお金を使っていいんじゃないかな…と思う時もあります💻(例えば他にも、週の半分くらい寝泊まりするフィールド事務所が、ゴザをひいてほぼ床に直寝の状態だったりします…...ねずみちゃんも床を走り回っているので、衛生的にはあんまりよろしくなさそうです。)

そう思ってしまうのは、日本の生活の感覚の押し付けなのでしょうか。

(しかし今回のPCに関しては、もう1人のカンボジアスタッフも購入に賛成していたので、やっぱりきちんとお仕事で成果を出すためにも、必要な道具と環境を揃えるのは大事なのだと思います。)

夕方、サンカー側沿いのミニ遊園地が動いていました。カンボジアという言葉だけ聞くと、途上国のスラムのような街並みを想像される方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが、バッタンバンの街はミニ遊園地があるくらい(中心は)整備された綺麗な街です。

遊具からギィ〜というちょっと怪しげな音はしてましたが(笑)

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明日は朝からフィールドです☀

本日の出費(4000KHR ≒ 1.0USD)