バッタンバン滞在記

バッタンバン滞在記

休学中の大学院生。カンボジアのバッタンバンで 認定NPO法人テラ・ルネッサンスのインターンをしています。 自身の備忘録も兼ねて、3ヶ月半の滞在期間中限定でNGOのお仕事、 バッタンバンの街について日記形式でご紹介します。

Day053_カンボジアのお店と海外の長期滞在で感じていること

バッタンバン、15時頃少し曇りました。それ以外は眩しい日差しの差す晴れの1日でした。

さて、今日は長期休暇最終日。明日からいよいよ出勤です…! 久々にスタッフの皆さんに会えるのがとても嬉しい。

今週は、支援者さんが土日に訪問されるため週末にフィールドに赴きます。

作業日の今日はカンボジアの御飯屋さんをご紹介。

ローカルな御飯屋さんは、こんな風に銀色のお鍋を店前に並べています。 大抵、店内で食べるのも、テイクアウトも、どちらでも可能です。

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このお店は蓋を開けていますが、きちんと閉じてくれているお店もあります。それぞれのお鍋にお品書きがされているわけではないので、その場合は勝手にみんな蓋をぱかぱか開けて、中の料理を確認します。

焼き魚も美味しいです。

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今日でカンボジアに来て53日目になります。

海外に初めてこんなに長く滞在してみて(2ヶ月弱なんて長期じゃないよ!っていう方もいらっしゃると思いますが、個人的には最長なのでこの表現をお許しください)、日本に住んでいる海外の方の気持ちを頻繁に想像するようになりました。

バッタンバンには英語を話せる方がたくさんいるので助かりますが、それでも、ちょっと小さい店にいる年齢の高い方とは意思疎通ができないときもあります。

先月は自国とは異なる行政システムに、ドギマギしたりもしました。

自分の母国語が言葉が通じない場所で、知らない文化や制度の中で、同じ国籍の仲間も相対的に少ない中で暮らすということが、どれだけ心細いかを知りました。

私の地元は工業地帯で、主にブラジルやペルーなどの中南米から工場に出稼ぎに来ている方がたくさん住んでいる地域です。

私が通っていた小学校には、その家族の子どもたちである外国籍の生徒がたくさんいました(1学年=1クラス30名×4クラスのうち、1クラスに平均3〜4名いたので結構な割合だった)。

あの頃の外国籍の友達は、どんな気持ちで引っ越してきて、どんな気持ちで学校に通っていたんだろうと思います。

知らない土地で、どんなに不安だったんだろう。

最近ニュースで話題になっている外国人技能実習生制度の実態に、胸が痛みます。 同時に、日本国内にいる外国国籍の方や、難民を支える活動をしている方々の尊さを感じています。

本日の出費(4000KHR ≒ 1.0USD)
  • 昼ごはんのスクランブルエッグとトーストのセット@cafe EDEN:2.5USD
  • アイスコーヒー@ cafe EDEN:1.0USD
  • パイナップル@屋台:1000KHR
  • 夜ご飯@近くにあったローカルな食堂:5500KHR