バッタンバン滞在記

バッタンバン滞在記

休学中の大学院生。カンボジアのバッタンバンで 認定NPO法人テラ・ルネッサンスのインターンをしています。 自身の備忘録も兼ねて、3ヶ月半の滞在期間中限定でNGOのお仕事、 バッタンバンの街について日記形式でご紹介します。

Day048_カンボジア一人旅(シェムリアップ編)vol.2 / アンコールワット小回りコース前編

せっかくのアンコールワット巡りの日は、時折雨が降る天気の不安定な一日でした。

早起きをして、朝4時40分にホテルのフロントに集合。

パークレーンホテル、朝日観光ツアーもあって、朝ごはんも用意してくれて、なんていいホテルなんだ!と思っていましたが、

フロントに来てみると、お弁当は作り忘れられていました。

「いや〜確かに予約の記録はあるけど、誰も準備しなかったみたいだ!」

とスタッフさん。

あなたの責任じゃないのは分かるけれどSorryの一言くらいあってもいいのでは(笑)と心の中でつっこみます。

シフトの違うスタッフ同士の連携がうまく行かなかったのでしょう! ちょっと悲しいけど気を取り直して出発です…!

ちなみに、私は付け焼き刃の予習で、かつガイドさんも付けていなかったため、本記事では遺跡についての詳しい解説はありません。

どうぞ写真をお楽しみ下さい。

チケットを買う

ホテルから走ること約15分。まずはチケット売り場でアンコールワットの入場券を購入します。

まだ5時前なのに大勢の観光客が並んでいます。

f:id:Guratony:20181014212900j:plain

一日観光券は37$。 顔写真を撮られ、写真付きの入場券をもらいました。

アンコールワット朝日鑑賞

チケット売り場からさらに走り、5時30頃にアンコールワットへ到着しました。

雨が降っていたので、トゥクトゥクのドライバーさんがお客さん用のかっぱを貸してくれました。

トゥクトゥクが止まる駐車場から、鑑賞スポットまでは400m〜500m ほど歩きます。暗い中を人波に沿って進んでいきました。

5時40分頃についた時には既にうっすら明るんでいました。

f:id:Guratony:20181014213011j:plain

f:id:Guratony:20181014213040j:plain

水面に映るアンコールワットが美しい。

f:id:Guratony:20181014215133j:plain

位置取りが悪く、まん丸の朝日は見られませんでした。6時10分頃には完全に朝日が上りました。

アンコールワット

このままホテルに戻って一度朝食を食べられる方もいらっしゃるようです。私はそのままアンコールワット観光へ。

f:id:Guratony:20181014213400j:plain

第一回廊の壁にはレリーフが彫られています。ラーマーヤナマハーバーラタ、スールヤヴァルマン二世の物語、天国と地獄の様子を描いたレリーフがありました。

f:id:Guratony:20181014213644j:plain

柱や窓の縁も、一つ一つ丁寧に彫られています。

f:id:Guratony:20181014214108j:plainf:id:Guratony:20181014214105j:plain

第三回廊へ登ります。

f:id:Guratony:20181014214222j:plain
第三回廊を見上げた図

f:id:Guratony:20181014214600j:plainf:id:Guratony:20181014214554j:plain
結構急な階段です

第三回廊からの景色はこんな感じ。

f:id:Guratony:20181014214836j:plain

ぐるぐる回っていたらあっという間に1時間ちょっと経っていました。帰り際の7時半頃から、一気に観光客が増えました。

f:id:Guratony:20181014215437j:plain
午前中のザ・逆光のアンコールワット

駐車場へ戻ると運転手さんがお昼寝中だったため、丁度良いやと思い、そのまま屋台で朝ごはん。さすが観光地、スプライトがバッタンバンの4倍の値段でした。

8時頃、プノン・バケンに出発しました。

プノン・バケンまでは、トゥクトゥクを降りて15分程山道を歩きます。

f:id:Guratony:20181014215619j:plain

つきました。

f:id:Guratony:20181014220024j:plain

ここから更に登ります。

f:id:Guratony:20181014220603j:plain

サンセットポイントのため、午前中の時間帯は空いています。私と数組しかいませんでした。

見晴らしがよい場所だと聞いていましたが、回りが木に囲まれていて意外と景色が見えません!(笑)

f:id:Guratony:20181014220619j:plain

山道の行き帰り合わせて40分ほど滞在していました。

アンコールトム:バイヨン

いよいよバイヨンのあるアンコールトムへ。南大門が見えてきました。

f:id:Guratony:20181014221014j:plain

川を渡って、

f:id:Guratony:20181014221040j:plain

入場。

f:id:Guratony:20181014221046j:plain

ドライバーさん、川の手前で私をおろして、歩いて写真を撮りながら入場できるよう、門をくぐった先で待っていてくれました。

バイヨンに到着です。

f:id:Guratony:20181014221242j:plain

塔の一つ一つが四面像になっている…!

f:id:Guratony:20181014221246j:plain

彫り物や廊下も素敵で、歩いているだけでとても楽しいです。

f:id:Guratony:20181014221620j:plainf:id:Guratony:20181014221606j:plain

バイヨン内部。

f:id:Guratony:20181014232024j:plain

こんな立派な建築物を、誰がどう設計して、どうやって石を切り出して接着したんだろう…と不思議になります。

f:id:Guratony:20181014232037j:plain

中心部まで上がっていくと、四面像があちらこちらに。 皆さん色々なポーズで写真を撮っていました。

f:id:Guratony:20181014221717j:plain

これがクメールの微笑みかあ…。

f:id:Guratony:20181014221845j:plain

f:id:Guratony:20181014221957j:plain

一番外側の壁。

f:id:Guratony:20181014232041j:plain

アンコールトム:バプーオン

バイヨンを満喫したので、ドライバーさんと待ち合わせをした像のテラスまで歩きます。 バイヨンも広すぎて、間違って入って来た側と反対の出口に出てしまいました。係員さんに、像のテラスは反対側やで、と言われたのでバイヨンをぐるっと回ります。

バイヨンを出て、ドライバーさんに教わっていた道を歩いていくとバプーオンがありました。

f:id:Guratony:20181014222010j:plain

参道から望む寺院が美しい。

f:id:Guratony:20181014232049j:plain

階段を登ると、

f:id:Guratony:20181014232108j:plain

寺院までのこの参道が見渡せます。

f:id:Guratony:20181014222959j:plain

アンコールトム:ピミアナカス

さらに人波に乗って歩いていくとまた建築物が。

f:id:Guratony:20181014223251j:plain

後に調べてピミアナカスだと判明しました。

バプーオンあたりから道はもう怪しかったのですが、

案の定

.......迷いました。

ひっそりとして素敵な場所に迷い込みました。

f:id:Guratony:20181014223701j:plain

これも後から調べてわかったのですが、ここは王宮跡の塀だったようです。

苔むした塀のあるこの場所はとても静かで、神聖な雰囲気でした。迷い込んだ場所ですが、今日訪れた中で一番心に残った場所を挙げよと言われたら、私はここを挙げます。

f:id:Guratony:20181014224230j:plain

アンコールトム:像のテラス

なんとか人のいる方に戻り、歩くこと10分弱。やっと像のテラスにたどり着きました。

f:id:Guratony:20181014224332j:plain

私よりドライバーさんがほっとした顔をしていました。

思いの外長くなってしまったので、前編はここまで。 タケウやタ・プロームを回った後編に続きます。