バッタンバン滞在記

バッタンバン滞在記

休学中の大学院生。カンボジアのバッタンバンで 認定NPO法人テラ・ルネッサンスのインターンをしています。 自身の備忘録も兼ねて、3ヶ月半の滞在期間中限定でNGOのお仕事、 バッタンバンの街について日記形式でご紹介します。

Day049_カンボジア一人旅(シェムリアップ編)vol. 4 / ベンメリア

気づけば最近はすっかり観光ブログになってしまっていて、Day000で書いた目的と大幅にずれてきてしまっています。

早く誰かと話したいし、休み明けが待ち遠しいです。

今日のシェムリアップは日中は一日晴れでしたが、夜23時頃に大雨が降りました。

さて、Day047でクロマーヤマトゲストハウスにてメンバー募集をしたベンメリア観光。

時期が悪いのでしょうか…。結局一人も集まりませんでした…。

それでもキャンセルはしなかったので、朝8時にベンメリアへとトゥクトゥクで出発。

片道2時間の旅。舗装されていない道を行くので、砂埃対策としてマスクとサングラスを用意していきました。途中でドライバーさんがポカリをご馳走してくれました。

ベンメリア

少し手前でチケット(5.0USD)を買い、9時45分に到着です。

ナーガさん!!確かにあまり壊れていなくて立派…。

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参道を歩いていくと、

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正面にたどり着きました。思いっきり崩れています。

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横から見た図。

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木々。

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まだその詳細が全く明らかにされていないベンメリア。

一体この崩れ落ちた石はどんな形を象っていたんだろう、

ここで何が行われていたんだろうと想像が膨らみます。

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ここから人が去った後、木々が成長し侵食してきた過程を想像するのも楽しい。

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根が建物に絡みついています。

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苔むした石。

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美しいんだけど、そして、お腹が空いているわけではないんだけど、

こういう石を見るとどうしても抹茶の粉がかかったわらび餅を即座に連想してしまう私は、多分卑しいのだと思います。

工事のおじさんたちが木を運んでいました。

観光できる範囲を広げるためか、橋の増築をしてくれているようです。

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そういえば、ベンメリアでは勝手に付いてきて案内したあげくに法外な額を請求してくる違法ガイドがいるという記事をいくつも見たのですが、

ぼったくりガイドさんには会いませんでした。

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枝の形が不思議。

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美しいなあ。

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一部中に入れる場所がありました。

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真っ暗なトンネルを進んで行きます。若干の段差や水溜りもあるので、小さな懐中電灯を持っていくことをオススメします。

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写真だとストロボたかれてしまって明るく見えるのですが。真っ暗です。

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トンネルを抜けると、経堂のある広場に出ます。

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久石譲の音楽が聞こえてきそうです。

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写真で切り取ってしまうとうまく伝わらないのですが、背の高い木々が多く、薄暗くて涼しいです。風に揺れる葉を見ながら、中を歩いているだけで気持ちがいい場所です。

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これがラピュタのモデルというデマを生むきっかけとなった場所。

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でも、何気ないところも十分美しい。

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ゆっくり歩いて1時間と少し滞在しました。

10時過ぎということもあって、ツアーで来られた観光客で賑わっていました。

ある景色に「おおおっ!!!」と感動したわけではないですが、この空間にいるのが気持ちよくて何周もしたくなるような場所でした。

ドライバーさんとお昼

戻ってくるとドライバーさんに、ランチは食べたか?と聞かれました。

食べていないけどお腹が減っていないからいらないよ、と言ったら、彼もそうか、と納得していたように見えたのですが。

どうやら彼の家が近かったようで、30分くらい走った場所で突然止まり、「俺は家で食べるわ!!ヌードル食べるか?」と実家に連れて行かれました。

クイティウ(米麺)を辛味噌でご馳走になりました。

ご家族がたくさんいらしゃって(お姉さん、お母さん、おばあちゃん、そして血縁関係はよくわからないけれど他にも女性2人。そして近所の子も混じっているだろうけど子ども達が15人くらい)皆でカンボジアの昼ドラに見入っていました。

お昼にちょっと複雑な恋愛ドラマを放映するのはどの国も一緒なのでしょうか。

ドライバーさんはがっつりお昼休みをとって、タバコを吸ったりゲームをしたりしています(笑)自由だなあ。

私はハンモックにお邪魔して、ご家族と一緒に昼ドラを見ていました。

50分くらいの休憩後、再び出発しました。

良い旅でした。明日はいよいよ地雷ラットのツアー。とても楽しみです🐭

本日の出費(4000KHR ≒ 1.0USD)